やりがい搾取をしている気がない人たちに、心や身体を削られる人たち

介護職向け

こんにちは、かねまるです!

先日、利用者さんのお宅に訪問しました。新規契約とアセスメントのためです。

つい話をじっくり聞いてしまいました。

利用者さん
利用者さん

あなたはこんな話もじっくり聞いてくれるし、この仕事向いてるわね〜

かねまる
かねまる

やー、ありがとうございます!

(ホントはもう少し時間管理が出来ないといけないけどね!)

つい話を聞きすぎてしまうので、今後は時間を最初に区切ってから進めるようにします(汗)

ただ、利用者さんにそう言ってもらえると「やる気」が出ますよね!

「やりがい」があってホントいい仕事だなと思います。

そんなことを休憩中に考えていたとき、以前書いたこの記事を思い出しました。

介護現場は「やりがい」があるけど、「やりがい搾取」の温床にもなっているという話です。

この「やりがい搾取」、目に見えて搾取する気満々の経営者が相手とかなら分かりやすいです。

でも意外と、悪気はないけどやっちゃってる人なんかもいたりするんですよね。

今回は悪気はないけど結果としてやりがい搾取をしている、そんな会社や上司の特徴をお伝えします。それでは見ていきましょう!

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やりがい搾取をしている気のない三種類の人たち

本人たちは悪気ないんですけどねぇ…

さて、やりがい搾取を気付かずしている人たちの特徴を3つ挙げていきます。

  • やりたい介護を提供する人
  • 自分がその環境でも平気だから、人にも気づかずその環境を与えてしまう人
  • 現場の職員のフォローやメンタルケアを行わない人

共通する特徴としては、「職員のストレスや感情を意識していない」という点です。

介護、福祉の仕事にやりがいは感じているけど、周囲の人たちを気にしてはいない。

一見すると、とても仕事に真摯に向き合っている人たちです。でも、適材適所に人を使ったりメンタルケアをするのが苦手な人たちとも言えます。

自分のやりたい介護を提供する人

この人にはこういう介助が必要!

人手は少ないけど皆で頑張ろう!

この人にはこんな介助が良いと思う、相手のことを想うってすごく大切です。

でも、周りの勤務状況を考えずにそう言っているとしたら、少し危険な状態と言えるでしょう。

チーム員個人の努力に任せて、やりたい介護が仕組み化されずに運用されるとき、職員の負担は大きくなります。

自分がその環境でも平気だから、人にも気づかずその環境を与えてしまう人

やりがいはあるし、サービス残業はしょうがない!

皆で頑張ろう!

やる気があるって素晴らしい。

でも、皆がその人と同じ考えを持っているわけでもないし、サービス残業はすごく負担なんです。

自分の普通と他人の普通は違うってことですね。

現場の職員のフォローやメンタルケアを行わない人

皆いい大人なわけだし、ストレスとかもちゃんと自己管理してもらわないと。

俺も忙しいしお互い大変だけど、頑張ってね!

いやいや、上司が職員のことを気にしないでどうするんだか。

上司の仕事は「実務をこなすこと」ではなく、いかに「部下に実務をこなしてもらうか」です。

そのため、職員が円滑に働けるよう職場環境を改善したり、メンタルケアを行う必要があります。

そもそも、介護現場はやりがい搾取の温床になりやすい

やりがいはあるけど、仕組みのせいで搾取されやすい環境なんですよね…

介護現場は基本的に給料が低く、給料の上げ幅に限界があります。

また、事業所は人員を削ってギリギリで回すことも多いです。結果として、終業時間までに終わらない業務をサービス残業でこなすこともあります。

  • 給料が低い
  • 労働環境が悪い

これらが「やりがい搾取」の温床になる原因です。

部下
部下

給料は低いし残業も多いけど、やりがいはあるからしょうがないかな…

上司
上司

やりがいがある仕事だから、頑張ろう!

働いている人も諦め状態。だから「やりがい搾取」をする人がいても、そのままになってしまうんですね。

原因さえ解決できれば、少しはまともな状態になりそうですが…それぞれの原因を簡単に見ていきましょう。

給料が低い

正直、給料面の解決は難易度が高いです。

会社として昇給や資格手当、残業手当などをちゃんと出してくれるところなら良いんですけどね。

収入に天井がある介護保険では、しっかり運営している会社でないと職員の給料に反映されづらいと言えます。

だって収入に限界があるから。効率的な運営をしないと、人ばかり増えて自分の給料は減ります。

もちろん、しっかりと職員に還元して適切に運営している事業者もあります。運営スタイルや会社規模によって変わってくる部分ですね。

労働環境が悪い

これはまだ改善のしようがありますが…。

改善の必要性を感じていなかったり、職員のことを気にしない人が上にいる環境では改善に時間がかかります。

環境や仕組みを変えて貰う必要があることを、その人たちに理解して貰う必要があるからですね。

でも、他人を変えるってすごく難しいことです。もし環境が合わないと思ったら転職をおすすめします。

自分の心や身体は自分で守るしかない

他人のために一つの場所に留まるより、自分を大切にするために動こう。

会社はそれぞれの考えを持った、色んな人たちが集まる空間です。

その中には搾取をしようとする人もいれば、気づかずに「やりがい搾取」をしてしまっている人たちもいます。

やりがいはあるし、周りの人たちも悪い人じゃないんだけど…

でも、もし何かをストレスに感じているのなら。メンタルや身体がなんとなくすり減っている感じがするのなら。

その時は転職するなり職場から離れるなりして、自分を守ってあげる必要があります。会社も自分を守ってくれるかもしれないですが、それよりも自分で自分を守ることが優先です。

かねまる
かねまる

給料や労働環境が変われば、あなたの削られた心と身体は回復していくかもしれません。

  • 悪意を持って「やりがい搾取」をしてくる人がいる
  • 悪気はないんだけど、「やりがい搾取」をしてしまう人がいる
  • 搾取されないためには、自分から職場を改革するか、転職する必要がある

今回伝えたかったことはこんなところです。

もちろん「やりがい」は本当にある仕事なので、うまく社会と、そして自分と付き合って長く勤めていきたいですね。

ではまた!

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