こんにちは、かねまるです!
先日、こんなツイートをしました↓
デイ相談員がデイを退職しますって話です。
私のブログ、「デイで働こ!」なのに「デイで働かない!」ブログになってしまう…(^_^;)
- デイを辞めることになった経緯
- どんな新天地を目指すのか
- デイ相談員をしてきたメリット
今回はこんなお話をしようと思います。
デイを辞めることになった経緯
簡潔に申し上げますと、交通事故を起こしました。
お相手の方は散歩中の方で、ドアミラーが接触した形です。
救急対応など出来ることはし、不幸中の幸いで骨折などもありませんでした。
そして事故対応や関係各所への電話などをしたところで、私は決心したのです。

うん、このままデイサービスで働くのは止めよう。
辞めようと判断した理由
一言でいうと、「再現性をなくす」ためです。
人間は同じ環境を続けていると、その環境に付随した問題は解決しません。
これは社会福祉士的な考えかもしれませんが、「問題を解決するために環境を改善する」必要があると判断したわけです。
今後も同じ仕事をしていると、同じ時間にこの道を通ることになります。

絶対に事故を起こさないよう、気をつけます!
なんて言ったところで、また同じ事故を起こす可能性が有り得ます。
- 人間は何度でも同じミスをする可能性がある
- 同じミスを起こさない一番の方法は、環境自体を変えること
- 今勤務しているデイの相談員を続ける限り、送迎に携わる必要も出る
これが今回退職を決意した理由です。
どんな新天地を目指すのか

私の転職する条件を書き上げてみました。
- 通勤はなるべく、自転車か電車を利用する(早朝に車に乗らない)
- 送迎など他人を乗せる仕事はしない
- 「社会福祉士」という資格を活かす
- 自分が最も得意とする「相談業務」に従事できる仕事を目指す
- 給与よりも時間を重視した働き方をする(時間単価を上げる)
こんなところでしょうか。
事故リスクなどを考慮し、極力事故の再現性はないようにしていきます。
そして過去の転職との一番の違いが「社会福祉士」であること。
これは活かせる限り活かそうと思っています。

社会福祉士を持ってても、給与には反映しづらいのよね…
なんて思うこともあったのですが、転職活動をしていると時間単価を上げる方法に気付きました。
これはまた後日、別の記事で書きます。
逆に、これは別に良いかなと妥協しているポイントもあります。
- 時間単価が上がっていれば、月収自体は下がっても構わない
- 正社員であることにはこだわらない
この二点です。
今までは給与を頑張って増やして、「時間をお金で買う」ような形で時間を確保していました。
でもそれなら、最初から時間単価が高くて時間を確保できる、その給与内で生活が出来れば良いという考えに今は至っています。
また、正社員でも今後の時代がどうなるかは分かりません。
大企業でも当たり前のようにリストラがある時代です。
それなら専門職として今以上に特化していき、相談員としてどこでも働けるスキルを磨いておくほうが安全だと思います。
このあたりが今回の転職でこだわっていないポイントですね。
デイ相談員をしてきたメリット

実務経験と資格取得が大きいです。
- 社会福祉士の受験資格取得に必要な実務経験が手に入る
- 実際に相談員として勤務することによって、相談職としてのスキルが向上する
- 介護保険下で働くので、高齢者福祉の仕組みが理解しやすい
新しく相談員になる方にはデイサービスの勤務をおすすめしています。
もしこれから相談職を始めたいと思う方には、是非ともデイサービスを体験していただきたいです。
ここからは、それぞれのメリットについて解説していきます。
社会福祉士の受験資格取得に必要な実務経験が手に入る
社会福祉士の国家試験受験に必要なものは、一定の科目の履修と実務経験です。
大学生などは実習に行くことで実務経験を得ますが、社会人が実習に行くことは難しいですよね。
デイサービス相談員として勤務した場合、この実務経験が手に入ることになります。
また、デイサービスはお泊りデイなどを提供していない限り、夜間勤務はありません。
時間が一般的な日勤になるため、勉強する時間を確保しやすいです。
生活相談員として働きながら社会福祉士を目指せる、これが大きなメリットだと言えます。
実際に相談員として勤務することによって、相談職としてのスキルが向上する
デイサービスは未経験でも働けますし、相談員として勤務することも可能です。
社会福祉主事の資格などが必要になりますが、大卒の方は知らないうちに社会福祉主事を取得していたりします。
これは特定の科目のうち、どれか3種類を受けることによって自動で適用されるからです。
これを3科目主事といいます。
詳しくはこちらをご確認ください。
やはり現場で実際の相談業務をすると、調整の仕方やコミュニケーションの取り方などが身につきます。
座学では手に入らないスキルが手に入る、これも大きなメリットでした。
介護保険下で働くので、高齢者福祉の仕組みを理解しやすい
座学ではどうしても現場のことが分かりづらいものです。
制度設計やそこでサービスを提供する人たち、サービスを享受する人たち。
それぞれの動きや考えが理解しやすかったです。
これは今後、自分が包括支援センターや社協などを勤務候補に入れていく中でも役に立つ知識だと思います。
また、地域内での知名度が上がるというメリットもあります。
一定の期間を相談員で勤めていると、知り合いのケアマネさんなども段々と増えていきます。
人のつながりや信用もこの業界では大事なことなので、実践的にそういったものを獲得できてとても良かったです。
まとめ!!
今回はデイを退職することになった経緯とともに、それでも相談員をしていて良かったと思える点を解説しました。
デイサービスは相談業務の第一歩にふさわしい仕事だと思います。
これから相談員を目指す方は、是非ご検討頂ければと幸いです。
これから介護業界へ転職をお考えの方は、是非こちらの記事もご確認ください↓
ではまた!
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