【超初心者向け】デイ相談員がリハパンの交換手順を解説します

介護関係
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リハパンの交換を今度やってみてって言われたけど…

初めてだからか、なんとなく心配なのよね。

かねまる
かねまる

初めての作業ってなんとなく不安がありますよね。

今回は当たり前のことすぎて皆教えてくれない、具体的な手順をご説明します。

こんにちは、かねまるです!

今日は『リハパン(リハビリパンツ)の交換方法』の話です。

初めて利用者さんとトイレに入ったとき、緊張しますよね。

というか、私はそうでした。

わかっていることと言えば、目の前のおじいさんは長時間の立位が保てないってことくらい…

今となっては簡単に出来るリハパン交換ですが、初回は頭が真っ白だった気がします。

わかりやすい手順が書いてあるものがあれば「あの時悩まなかっただろうなぁ…」と思ったりしたので、今回はその手順を解説します。

一言でいうと、ゆっくりと一つ一つ手順を踏むというのが大事になります。

さて、それでは見ていきましょー!

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実際のリハパン(リハビリパンツ)の交換手順

かねまる
かねまる

意識することは、状況をゆっくり確認しながら下ろして、汚さないように脱がす。

これに尽きます。

まずは手順を見ていきましょう。

  • 利用者さんが立位のままズボンだけを下ろす
  • 中の様子を見ながら、ゆっくりとリハパンを膝下まで下ろす
  • 利用者さんを座らせる
  • パットだけを交換するのか、リハパン自体を交換するのか判断する
  • 靴を脱がせ、靴下などを汚さないようにズボン、リハパンの順番で足から外していく

それぞれ解説していきます。

利用者さんが立位のままズボンだけを下ろす

いやいや、当たり前でしょ!

それくらいは私でもわかりますよ!

かねまる
かねまる

焦っていると『当たり前』すら、わからなくなりますよ。

というか、最初にどうしようかって思考が停止するっていうか。

注意点はズボンだけをまず下ろすというところです。

これは『下痢・軟便対策』です。

間に合っていなかった場合、まとめて下ろすと横から漏れてズボンの中を汚してしまう恐れがあります。

これやると、かなりの大惨事なんですよ…

私も初心者の頃に一度やらかしたことがあります。

あの悲しみは私で止めたい!(そんな大それたもんでもないですけどね)

中の様子を見ながら、ゆっくりとリハパンを膝下まで下ろす

上記のように、リハパンをいい加減に降ろすとズボン内を汚してしまう可能性があります。

汚れていないか、固形便が出ているかなどを確認しましょう。

確認ができたら横から漏れないようにゆっくりと降ろします。

リハパンが舟形になって、きれいに受け止めている状態が理想です。

利用者さんを座らせる

ゆっくりと座ってもらいましょう。

この時、下肢筋力が弱っている利用者さんはドスンと座ってしまい、腰臀部を痛めてしまう可能性があります。

手で臀部を軽く保持してゆっくり座らせるなど、怪我が起きないように注意しましょう。

パットだけを交換するのか、リハパン自体を交換するのか判断する

汚れ具合から、交換をするのかどうかの判断をします。

パットは4回くらいまで尿を吸えるものもあります。

利用者さんによっては「まだ替えないで」という方もいるので、利用者さんの状況に合わせ判断します。

自宅でも交換可能か、経済的な余裕があるかなどを含めて、ご本人や家族の希望を汲み取るほうが良いでしょう。

もちろん、自宅状況や本人の状態から『衛生面』を優先して考えることも必要です。

最初のうちは判断が難しいと思うので、管理者や上司に相談をしましょう。

靴を脱がせ、靴下などを汚さないようにズボン、リハパンの順番で足から外していく

先に、『脱がしたものを置くスペース』をしっかりと確保しましょう。

『廃棄するリハパンやパットを回収するゴミ袋』も事前に用意しておく必要があります。

周りを汚さないように注意しながら脱がしていきます。

リハパンの処分については地域、あるいはデイサービスごとに細かな違いがあると思いますので、管理者や上司に事前に確認しておきましょう。

パットだけが汚れている場合、汚れている部分を包み込むように外すことによって、リハパンを汚さずにパットだけを交換することが可能です。

『コミュニケーション』を意識していれば、事故は回避できます

やることはわかったけど、なんだか緊張しちゃうなぁ。

上手く出来るかしら…

かねまる
かねまる

ちゃんとコミュニケーションを取っていれば大丈夫ですよ。

何も言わずに進めようとすると、事故リスクが上がります。

上手く出来なかったら…なんて、不安になりますよね。

でも、『コミュニケーション』をしっかりとっていれば大丈夫です。

「ゆっくり座りましょう」

「ここに掴まりながら立ち上がって下さい」

危険がないよう指示を出すためにも、『コミュニケーション』スキルは必須なものです。

会話や指示出しのコツについてはこちらをご確認下さい。

まとめ

  • 利用者さんが立位のままズボンだけを下ろす
  • 中の様子を見ながら、ゆっくりとリハパンを膝下まで下ろす
  • 利用者さんを座らせる
  • パットだけを交換するのか、リハパン自体を交換するのか判断する
  • 靴を脱がせ、靴下などを汚さないようにズボン、リハパンの順番で足から外していく
  • コミュニケーションを意識して、事故を回避する
かねまる
かねまる

意識することは、利用者さんの安全を保つことと、落ち着いて一つ一つ手順を踏むことの2つです。

最初は緊張しますが、リハパンの交換はすぐに慣れます!

是非、上記手順を意識しながら取り組んでみてください。

ではまた!

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