こんにちは、かねまるです!
すっかり年末になりました。この記事も大晦日に書いています。
この一年を振り返ってみると、包括支援センターへの転職やFP3級取得など、例年よりもイベントが多い年だったと思います。
そこで今回は、包括支援センターで相談員をしている私が、実際にFP3級を取って良かったことを振り返ってみました。

デイサービスや介護施設の相談員さん、FP技能士とのダブルライセンスを考えている人なんかにおすすめの内容です。

相談員がFP3級を勉強したからこそ出来た支援内容がわかりますよ!
それでは、見ていきましょう!
障害者手帳を持ってない人に障害年金を案内できた


1つ目は、障害年金の受給対象かなって思った人に障害年金を案内できたときですね。
障害者手帳と障害年金に関連性はないのですが、包括支援センター内でもそのことを知っている人は少なかったです。
障害者手帳と障害年金はイコールの関係ではありません。
実は障害者手帳に該当しなくても、障害年金の受給要件に該当する場合があるんですね。
障害者手帳 | 障害者向けの支援サービスを受けられるようになる |
障害年金 | 各等級ごとの条件を満たしている場合に受給できる年金 |
それぞれ、制度と受けれる支援内容が異なっています。
まぁ、障害者手帳も障害年金も「等級」って表現にしてるからややこしいんですよね。
ちなみに日本年金機構のホームページにも、身体障害者手帳の等級とは別物であることが記載されています。

FP3級の勉強範囲には年金も含まれます。
勉強したことが利用者さんへの相談業務に活かせて、支援に活かせた事例となりました。
貧困のループから抜け出せない人の原因を見つけ出せた


40代の子が70代の親を支援できていない、そんな家庭を支援したときの話です。
親は買い物にも行けず、手持ちのお金もない状態でした。
そこで、社会福祉士として環境面の問題を、FP3級として金銭面の問題を考えながら支援しました。
FPを勉強すると、家計簿やキャッシュフローの考え方を勉強できます。
収入が問題なのか | FP的な視点で観察する |
支出が問題なのか | FP的な視点で観察する |
環境が問題なのか | 社会福祉士的な視点で観察する |
2つの観点から問題を見ることによって、包括的な解決策を考えることが出来るようになります。
まぁぶっちゃけ、収入も支出も環境も、全部問題があったんですけどね。
収入や支出はアドバイス程度に、環境を改善することが急務だったので、まずはそちらから取り掛かりました。
やっぱり貧困や介護ができないっていうのは金銭と環境が相互作用しているので、悪循環から抜け出すための支援をするには、どちらの視点も必要だなって思ったケースでした。
FP2級の受験資格が手に入った
FP3級を持っていると、FP2級の受験資格が手に入ります。
今後の自分の人生設計のためにも、FP2級は受験する予定だったので、受験資格であるFP3級は必要不可欠でしたね。
ちなみに、それぞれの等級がどんな人を対象にしているのかは下記表のとおりとなります。
FP1級 | 銀行員や士業の人が業界で活躍するための資格 |
FP2級 | 個人レベルでの資産設計提案業務を行う上で持っておきたい資格 |
FP3級 | 自分のマネーリテラシー向上のために受験する資格 |
社会福祉士とのダブルライセンスや副業のことを考えると、やっぱりFP2級は欲しいところですね。
FP2級を取るメリットについてはこちらの記事をご確認ください。↓
まとめ!!
- FP3級の知識だけでも、相談員業務に活かすことが出来る
- 自分のスキルアップのために取ろうと思っている、FP2級への足がかりに出来る
今年は相談員として色々と悩むことの多い一年でしたが、その中でもFP3級は役に立ってくれました。
本業との掛け合わせや副業以外にも、自分の資産形成のためにも役立つ内容ばかりです。
コスパ抜群の資格なので、ぜひ皆取ることをオススメします。
っていうか、義務教育にして欲しい。
そんなこんなで、今年も一年ありがとうございました!
それでは、良いお年を!
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