こんにちは、かねまるです!
今年、包括支援センターへ転職した私ですが、転職はこれで四回目となります。
良いのか悪いのか、これだけ転職していると面接時の受け答えもこなれていきますね。

まあ相談員や接客業の期間が長いので、面接っていうよりも人と話すこと自体に緊張がないんですよね。
そこで今回は、面接が円滑に進む方法を一つ、お伝えしていきます。

自分には何の取り柄もないんだけど、何を話したら良いのかな?
そんな人も今回の記事を見ていただければ、参考にしてもらえるんじゃないかなぁと思います。
では、見ていきましょう!
経験を語るか、スキルを語るか

面接で自分のことを話そうと思っても、何を話していいかわからなくなりますよね

その場合は、自分の持っているスキルを優先して話しましょう。経験はそのスキルでこんなことが出来たというエピソードに使うと良いです。

え、経験を話して人柄とか見てもらうんじゃないんですか?

人柄を面接で全部伝えるのは難しいですよね?だから「こんなことが出来ます」というスキルを優先して伝えると、相手は評価がしやすくなるんですよ。
経験を語ると、スキルを伝えつつ人間性も伝えることは出来るんですが、これって面接官のフィルターが大きくかかる行為なんです。

私は今まで、管理者としてデイサービスで働いていました。
稼働率は平均八割位でしたが、安定した運営ができていたと思います。
これからは相談員としてより相談業務に特化したいと思い、御社を希望しました!

んー、管理者をしていたってことはある程度の事務能力やマネジメントスキルはあるのかな?
パソコンが使えるのかは聞かないとな。
相談員をしたいってことだけど、管理メインだと相談員としてのスキルはあまり高くないかもしれないな…
経験を語っても、相手は想像の中であなたの出来ることを推測することになります。
それならば先にスキルを伝えたほうが、相手はあなたのことを「〇〇が出来る人」として見ながら、面接を進められるってことですね。
スキルには専門スキルとビジネススキルがある

スキルには専門スキルと、専門スキル以外に仕事を円滑に進めるためのビジネススキルがあります。
面接官に自分のスキルを伝える際は、相手が求めているスキルを答えましょう。
専門スキル
専門スキルは特定の仕事を行うために必要な、必須スキルとも言うべきものとなります。
特定の仕事をするために必要な資格なども、こちらのスキルに入りますね。
ビジネススキル
これは、どんな会社でも使う可能性のあるスキルを指します。
いわゆるOAスキルや在庫管理、専門性の低い部署でのマネジメントスキルなどですね。
あなたが目指しているのはスペシャリスト?マックジョブ?
相手が求めるスキルは、その仕事がスペシャリストかマックジョブかで変わります。
スペシャリストとマックジョブについては、こちらの記事をご確認ください。
専門家(スペシャリスト)の転職は専門スキルを語る
スペシャリストになるための面接では、自分の専門スキルを伝えましょう。
専門の資格などが専門スキルと言えますが、資格にはなっていない業務上の専門的なスキルも含まれます。
例えば、簿記は資格ですが、経理の経験は簿記の資格では手に入らない専門的なスキルとなります。
経理の求人で実務経験を求められやすいのは、その専門性から来ているということですね。

自分の持っている専門的な知識、資格などを伝えると良いんですね!

求人側は求職者に専門的なスキルを求めていますからね。
一般職(マックジョブ)の転職はビジネススキルを語る
問題はこちら、マックジョブへの転職です。
マックジョブは未経験・無資格でもOKな仕事など、誰でも出来るという扱いになっている仕事を指します。

未経験・無資格OKな介護職の求人なんかもこちらに分類されます。

介護職って専門性が高いと思うんですけどね。

人手不足だったり、業界の構造が問題なんですよね…
例えば資格要件をきつくすると、求職者は減るし、これからの超高齢社会を支えられなくなります。
後はコストの面ですね。
無資格者でも介護福祉士でも、一人を介助するのにかかる時間に大きな差はないですから。
こういったマックジョブのような仕事は、専門性を基本的には求められません。
それよりも、どこの会社でも共通して使えるスキルを求められます。
OAスキルや運転免許などですね。
社会人としての基本スキルを持ち合わせていることを伝え、あとは自分が会社にどう貢献できるかを伝えましょう。
ぶっちゃけ、通勤距離が近いなどの「会社が扱いやすいと思えるメリット」も、どんどん伝えていったほうが良いです。
まとめ!!
面接で大切なことは、自分が求人を出す側だったときに「どんな人が来てほしいか」を事前に考えることです。
短い時間で自分がどれだけ当てはまっているかを伝えるためには、相手が理解しやすいスキルから伝えていくことが大切です。
もし自分のスキルの棚卸しが上手く出来ない場合は、転職エージェントの利用なども検討していきましょう!
ではまた!

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