こんにちは、かねまるです!
YouTubeを見ていて勉強になる動画がありました。
それがこちらの動画↓
今、日本は雇用形態の変化の過渡期であり、これからは世界と同じような成果主義の社会になるだろう、というものです。
元々はアメリカも終身雇用だったようですが、その生活に憧れた日本が高度経済成長でその雇用形態を作り上げ、経済的な打撃を受けたアメリカはジョブ型雇用に変化していったそうです。
そして日本も現在、成長している他国に押され、ジョブ型雇用に変化を始めています。
私は福祉の世界に7年程度しかいない初心者ですが、この間にも同一労働同一賃金が叫ばれたりと、確かに世の中は変化しているようです。
今回は雇用形態の変化から、福祉の世界における働き方がどう変わるか、考えていきたいと思います。
自分が新卒で勤めた会社が倒産していた
そうそう、私が新卒入社した会社、倒産してました。

ええー!やっぱり倒産って身近な話なんですね。

私もビックリでしたよ。どうなってるか数日前に検索してみたら、倒産情報が出て来たんです。
私が最初に勤めた会社は、TSUTAYAみたいな中古ゲーム、コミック、CD、DVDを取り扱う小売店を運営していました。
そこの社長さんは当時、先見の明がある方だったんですけどね。

ゲームだけを販売するってのは駄目なんですか?(ゲームしか取り扱いたくない私)

これからの時代は多角的に商品を取り扱わなければいけません。専門店はより厳しくなっていくでしょう。
この言葉のとおり、様々な中古ゲームショップがその後潰れていきました。
その中でも、ゲームに限らず様々な中古商品を扱うこの会社は生き残ってきてたんですけどね。
ついに潰れちゃったかーって感じです。
データに置き換えられる仕事は置き換えられる

倒産の原因はどうやら、商品がデータ化されていく中で、小売店としての需要がなくなっていった点にあるようです。
これからは様々な媒体がデータ化するし、人の仕事もAIに置き換わっていくでしょう。
会社が倒産したり、職がなくなっていくことが懸念されます。
でも、そんな中でも人手不足な業界が…。
そう、福祉業界です。
福祉の世界は「人手」が必要

福祉の世界は常に人手を必要としてます。
高齢者が爆発的に増え、少子化が進んでいるんだから、当然といえば当然ですね。
気を付けなきゃいけないのは、人手が足りないから儲かっているわけではない、ということ。

ヘルパーさんが不足しすぎて潰れる会社とか、ざらにありますからね。
こんな状態では終身雇用なんて夢のまた夢。
冒頭に紹介した雇用形態の変化は、今の福祉業界では必須事項とも言えるでしょう。
これからの福祉に求められるマックジョブとスペシャリスト

上記動画では、これからの働き方は3種類に分かれると言われています。
- クリエイター
- スペシャリスト
- バックオフィス(マックジョブ)
福祉の世界で働こうとすると、おそらくマックジョブのままでいるか、スペシャリストを目指すかの二択になると思います。
マックジョブ
読んで字の如く、マクドナルドの店頭で働くような仕事のスタイルです。
- 業務内容がマニュアル化されている
- 誰でも代替可能な仕事のため、給与は低い
- 当然その分、責任も少ない
最前線で介護職をしようとすると、この働き方になると思います。
というのも、福祉業界は人手不足なため、未経験や無資格でも働けてしまうという事実があります。
逆に言えば、その人たちには「誰でも代替可能な仕事」をお願いしているわけです。
ということは、当然給料は上がりません。
介護保険の収入に天井があって、でも人手を増やしたいという現状では、マックジョブが大量に増えていくと思います。
スペシャリスト
そんな中から自分の収入を増やすには、基本的にはスペシャリストを目指す必要があります。
- 資格などを活かした専門性の高い働き方
- 代替が難しく、責任も大きくなるが、給与も高い
簡単に言えば、代替できない技術職です。
マックジョブの人たちがいればいるほど、それだけ多くの人への支援が可能となります。
ですが、そこには無資格や未経験ならではのリスクもあります。
マックジョブの人たちに適切なアドバイスが出来る、そんな役割が必要と言えるでしょう。
看護師や理学療法士、介護福祉士や社会福祉士などの専門職が、その役割を担う人たちとなります。
資格を取って経験年数を増やし、専門家になっていくルートですね。
スペシャリストを目指さない人は

給与を増やすために管理職を目指す、という手段もあります。
小規模でスペシャリストの少ない会社の場合、経験年数とリーダーシップで管理職になれる可能性があります。
リーダーシップやマネジメントスキルはこの業界でなくとも身につけられるスキルです。
転職勢は特に、過去のスキルを活かしていきたいですね。
自分がどう生きていきたいかを決めないと、幸せにはなれない


話に出てこなかったですけど、クリエイターってどうなんですか?

大部分の人はそこに進まないので、今回は説明を省きました。介護系YouTuberとかが良い例だと思います。でも、そこを目指す人って多くはないですからね。
多くの人はマックジョブのままでいるか、そこからスペシャリストを目指すかの二択になると思います。
そこで大事なのは、どうしたら幸福度が高く生きれるかを考えることだと思うんですよね。
- 収入は少なくていいし、現場で介助を続けたいからマックジョブとして働く
- 収入を増やしたいから、専門職としてスキルを磨いてスペシャリストになる
- 現場最前線で働きたいけど収入が少ないから、生活費を削る方法を身につける
- もっと収入を増やしたいけどこの業界では見込めないから、他業界に転職する
どれも幸福度を高められるなら、最高の選択肢になると思います。

収入を増やしたいけどマックジョブとして働きたいんですよね。継続して働くから給料が上がりませんかね?
こんな感じで、論理として破綻していることを言っていると絶対に幸せにはなれません。
これからの社会にあったライフスタイルを、自分で決める必要があるってことですね。
固定費の下げ方については、以前こちらの記事にも書いてみました。
もしよければご一読ください。
ではまた!
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