こんにちは、かねまるです!
今回は、『デイ相談員が経験した、住宅購入の6つの注意点』について解説します。
- 相手の利益に直結する場合、その相手に聞いてはいけない
- 両親は住宅を購入することが正解である時代を生きてきたから、持ち家を勧めてくる
- 自分の時代だからこそ、自分たちの今後にマッチングしているのかよく考えるべき
- 住宅ローンで家を買うことは資産ではなく、負債
- 50年間の運用で持ち家と賃貸の金額差はほぼない
- 持ち家神話を信仰するようなことは絶対避けるべき
これらは全て、私が住宅購入後に気付いた注意点です。
まあ幸いだったのは、アホの極みで低収入な私でも自宅を買えたってとこでしょうか。
ただし、そんな人でも買えるのはカラクリだったり、自分からは見えない世の中の『搾取する仕組み』があったりします。
今回は私のように何も考えずに家を買ってしまう人が出ないよう、注意喚起を込めた記事となっています。
では、解説していきます。
住宅購入した経緯

そもそも、住宅を買おうと思った理由は3つあります。
- 両親から「そろそろ自宅の購入を検討したほうが…」とアドバイスを受けた
- 賃貸でかかる家賃は月7万円。住宅ローンで家を購入しても月7万円。なら家を買って資産にしたほうが良いと聞いた
- 住宅ローンはどうやら35年ローンが一般的らしく、老後の負担軽減のために30前後で購入しておいたほうが安全らしい

そうなんだ!
じゃあ住宅を買おう!
でも、買い方とかよくわからない…
よし、プロに聞いてみよう。
何が問題か、わかりますでしょうか?
何も自分で考えていないことです。
そして、この時点で過ちを犯しています。
それは、『相手の利益に直結する場合、その相手に聞いてはいけない』ということです。
何度も同じ経験をしているのに(-_-;)
それを活かせなかった私は、ウキウキしながら不動産屋に向かうのでした。
今なら上記の理由を完全論破して、不動産屋に行くのを止めるんですけどね。
両親から自宅の購入を進められたら

そもそも、なぜ両親は自宅の購入を勧めるのか。
それは『両親は住宅を購入することが正解である時代を生きてきた』からです。
- 年功序列、終身雇用、退職金のある時代だった
- 住宅を持つことは一つのステータスで、家長の憧れだった
- 今ほど空き家も少なく、地域に根づくことが一般的だった
こんな時代です。
時代背景が違いすぎます。
- 年功序列、終身雇用、退職金制度は崩壊しつつある
- 住宅や車がステータスの時代ではなくなった
- 空き家や中古物件も多く、住宅の資産価値は以前より低い(土地は資産性があるけど)
- 転職が当たり前の時代、むしろ転居しやすく縛られない賃貸のほうが有利
親の世代で一般的だった理論は、こういった理由で合わなくなってきています。
家を買うのは親の時代じゃない。
自分の時代だからこそ、自分たちの今後にマッチングしているのかよく考えるべきです。
家を買うと資産になるし、住宅ローンは早めに組んだほうが良い

年金の不安、老後の心配…。
少しでも将来に向けて資産を増やしたいですよね?
でも、住宅ローンで家を買うことは資産ではなく、負債です。
- 住み始めた瞬間から、価値が減少していく
- 老後を迎える頃にはリフォームが必要になる
- 固定資産税がかかる
このあたりが住宅ローンで家を買うことの大きなデメリットです。
もちろん、将来的に土地と資産価値がなくなった自宅は資産になります。
ですが、住宅ローン自体は当然ですが『負債』なんです。
そしてそれは繰り上げ返済をしない限り、自分の収入状況に関わらず長期スパンでかかってきます。
- 収入が激減したときに、賃貸なら転居で固定費用を落とせる
- 近隣住民と揉めても、簡単に転居可能
- 固定資産税もかからないし、年間費用を簡単に見積もれる
賃貸にはこのような強みがあります。
賃貸と持ち家を比較した以下のようなサイトもありますので、リンクを貼っておきます。
こちらのサイトでは50年間の運用で持ち家と賃貸の金額差はほぼありませんでした。
ちなみに、絶対に賃貸に住むべき!とまでは言いません。
自分のライフスタイルに持ち家が必須であれば、もちろん購入を検討するべきです。
でも、なんとなく『持ち家神話を信仰する』ようなことは絶対避けるべきです。

持ち家ってなんだか羨ましいなぁ。
でライフプランを考慮せずに購入すると、確実に後悔しますよってお話でした。
住宅ローンの支払いを踏まえた現状
ライフプランもマネーリテラシーもなく自宅を買ったアホの極みの私ですが。
デイ相談員で収入も低かった私ですが。
何とか生活できている…というより、最近はしっかりと資産を増やしながら生活が出来ています。
おかげさまで、自宅を購入して後悔した!なんてことにはならずに済みました。
- 共働きで子どもがいないため、生活に余裕がある
- 不要な保険、サービスを解約した
- 携帯代を下げた
- その分を貯金ではなく、ほったらかし投資に回している
このあたりが大きな理由です。
特に保険の解約は大きかったです。
よく考えれば考えるほど、ホントに不要な保険でしたから。
そのあたりについてはコチラの記事で詳しく解説しています。
また、ほったらかし投資についてはコチラの記事になります。
一つ追記しておくと、繰り上げ返済はしていません。
理由は2つあります。
- 史上まれに見る低金利(1%以下)
- その分、利回り3〜5%のインデックス投資をしたほうが相対的に得
というわけで繰り上げ返済はせずに、全米株式などのインデックスファンドに投資をしている状態ですね。
まとめ!!
- 相手の利益に直結する場合、その相手に聞いてはいけない
- 両親は住宅を購入することが正解である時代を生きてきたから、持ち家を勧めてくる
- 自分の時代だからこそ、自分たちの今後にマッチングしているのかよく考えるべき
- 住宅ローンで家を買うことは資産ではなく、負債
- 50年間の運用で持ち家と賃貸の金額差はほぼない
- 持ち家神話を信仰するようなことは絶対避けるべき

ぶっちゃけ会社員なら割と簡単に住宅ローンを組んで自宅を購入できます。
ですがそれは、ローンを払い続けている間ずっとその生活をする気の人でないと、本当にリスキーなものなんです。
ローンの期間にあったライフスタイルが想定できているか、必ず考えてから行動しましょう。
ではまた!
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